護術士 | ヘイト値について

ヘイトについてのお話

「ちょ、ヘイト外れてる!あ、ちょ…あっ――うわあああああ!」

野良だとこんな光景、日常茶飯事(にちじょうちゃめしごと)ですね。
そこで今回はヘイトに関しての細かい話をしていこうと思います。雑学枠に書こうとも思ったんですが、ヘイト値気にするのは殆どの場合護術士の方になるのでこちらに書くことにしました!
護術士のお勧め装備については別の記事書きますが、シリーズ必要なのいっぱいでとても初心者にお勧め、とか言えない装備構成になりそうな予感…。お、お覚悟を…(笑)

ヘイト値の仕組み

ゲームを解析をしている訳ではないのでここでお話することは検証と経験から推測した私なりの仕様のお話です。多分こういう風になってるんじゃないかなー、的な感じの話を独断と偏見をマシマシにしてお伝えしようと思います。

まず、ヘイト値とはなにか。
ヘイト値は敵それぞれが各プレイヤーに対して持っている攻撃対象を決定するための数値です。
プレイヤーがヘイト値を持っている、と考えると少し分かりにくい部分があるので、ヘイト値は敵が持っていると考えましょう。例えば、グランバトルのマラグナ戦をイメージしてください。ボスであるマラグナと取り巻きであるタルラが二体存在するバトルですね。

この時、味方にAさん、Bさん、Cさん、Dさん、Eさんがいたとします。戦闘開始からしばらくすると敵が持つヘイト値がどんどん変動していきます。これは敵に与えるダメージや、味方の回復、蘇生などの行為によって変化します。このヘイト値はそれぞれのプレイヤーに向けて、各敵が個人的に保有しています。

敵の名前 対象 ヘイト値
タルラ1 Aに対して 26000
Bに対して 39500
Cに対して 56900
Dに対して 86600
Eに対して 98000
タルラ2 Aに対して 26000
Bに対して 46500
Cに対して 101200
Dに対して 86000
Eに対して 28000
マラグナ Aに対して 26000
Bに対して 16500
Cに対して 24700
Dに対して 76000
Eに対して 12000

このようなイメージです。
それぞれの敵がそれぞれのプレイヤーにヘイト値を持っている状態ですね。

これを見ると、敵はヘイト値の最も大きい対象を攻撃するので、タルラ1はEさんを狙って、タルラ2はCさんを狙って、マラグナはDさんを狙っていることになります。つまり、Eさんの画面ではタルラ1の名前が赤くなり、Cさんの画面ではタルラ2の名前が赤くなり、Dさんの画面ではマラグナの名前が赤くなっている状態です。AさんとBさんは誰からも狙われてません。

全員から満遍なくヘイト値を稼いでいるDさんは魔導士で、タルラ1だけからヘイト値を稼いでるEさんは単体攻撃をした剣術士でしょうかね。Cさんが護術士かもしれません。敵が複数いる場合は全体攻撃でヘイトを取らないとこのようにタゲがバラけてしまいます。
このような状態になっているとしたら、これは護術士さんが仕事をできていない、ということになってしまいます。あくまで例えですが。

護術士はこの全ての敵が自分に対して向けているヘイト値を常に1位にすることで味方が狙われない状況を作り出す必要があるのです。

もちろん、他の敵の場合も同様です。
この画像はダークナイト戦の模様ですが、ウェイスカーがそれぞれのプレイヤーに対してヘイト値を持っており、同様にダークナイトもそれぞれのプレイヤーに対してヘイト値を持っている、と言うイメージ画像です。雑ですみません。

まずこれが私なりに理解しているヘイト値の仕様です。

どうやってヘイトを稼ぐか

そのままでは火力職が出すダメージに追い付かず、一向にヘイト値1位を取ることができません。例えば剣術士が20万ダメージを出した場合、同様に護術士も20万以上のダメージを出さない限り、剣術士のヘイト値を上回ることができません。
特に剣術士にいたっては単体火力で右に出る職業はおらず、強い剣術士の方であれば、100万に近いダメージでヘイトをごっそり稼いできます。だとしても、そんな超火力の剣術士を前にしても!護術士はヘイト1位を取らなくてはいけないのです、つらい!

そこで登場する割りといつでも入手可能な装備、それがブロンズスパタです。護術士の職ガチャから出ます。
この武器は使用時に自分にヘイト上昇倍率UPを付与【800%】【32秒】と言うバフを得ることができます。これを使えば敵が名前赤いまま安定するけど、理屈は分かってない…という方、いらっしゃると思います。

私なりのイメージですが…
ヘイト上昇倍率+800%を得ることができるので、実質のヘイト上昇量は9倍と言うことだと思います。

つまり、剣術士が20万ダメージを出した場合、護術士がこのブロンズスパタのバフを維持している状態ならば、約22300ほどのダメージを出すだけで剣術士のヘイト値を上回れます
護術士が、物防依存の特大ダメージで10万ほど出せるのなら、剣術士は90万のダメージを出さないと護術士のヘイト値に追いつくことはできないのです。

さらに、ヘイト値の上昇は敵にダメージを与えるだけではありません。
ミトラナイツスパーダによるHP回復でも敵全体のヘイト値を上げられます。もちろん、ブロンズスパタのヘイト上昇倍率UPも乗るので、回復量×9倍のヘイト値を得られます。

ブロンズを維持しながら敵を攻撃し、ミトラやフォーリアでバフを回すだけでもある程度のヘイト値を稼ぐことが可能です。ただし、いくらヘイト上昇率が9倍になっていたとしても、ある程度の火力がなければもちろんヘイト1位を維持する事は難しいです。

また、エールデシールドやエンバーイージスでもヘイト上昇倍率UPバフを得られますが、ブロンズスパタには及びません
エールデやエンバーを使うなと言う意味ではなく、エールデやエンバーのヘイト上昇倍率UPバフはブロンズスパタのバフグループと同一のものがあるので、初手はブロンズスパタ、それ以降はエールデやエンバーで攻撃しながらヘイト上昇倍率+800%を維持すればより、ヘイト1位が安定するので単独で使うならよほど火力が出せないとヘイト1位の維持が難しいと思います。
特にエールデシールドはブロンズスパタとは別のバフグループでヘイト上昇倍率UP【400%】【7.9秒】が存在するので、ブロンズスパタを維持しつつエールデシールドを挟むと、その次の攻撃だけはヘイト上昇倍率+1200%となり、ヘイト値を非常に稼ぎやすいです。

私も護術士に関してはサブアカウントで触り程度に遊んでいるだけなので装備の組み合わせでこれがお勧め!と言うパターンを何個も列挙できないですが、スキルの効果やバフグループから推察するに、上記のようにして使うことでタゲが取りやすくなると思います。ぜひ、お試し下さい!

・それでもタゲが剥がれる!
・バトルに途中参加したら全然タゲが取れない!


こんな場合は次の項目です!

最高ヘイト値+5000を上書きってどういう意味?

どうしてもヘイト1位が取れない場合の最終手段。もしくは剥がされた瞬間に取り戻すための強い味方、それがクリスタルクロッドです。

この武器は使用すると、敵単体に敵単体が持っている最高ヘイト値+5000を自分のヘイトに上書きするという効果を得られます。恐らくですが、これの意味が分からない人、多いと思います。私も最初、読んでも理解できませんでした本当に。日本語ってむっずかしい!

と言うわけで、これを使うと瞬時にその敵のヘイト1位を奪える訳です(カースファングなら全体)

説明を後回しにしますが、まず戦闘中に剣術士や魔導士の大ダメージでタゲが剥がれた時…ヘイト1位が奪われた時ですね、その時はこのクリスタルクロッドを使います(自分が龍人化攻撃で取り返せそうなダメージなら使わなくてもよい)
そうすることですぐにヘイト1位が自分に戻りますが、そのままではまた取られる場合がありますので、ブロンズスパタのバフを維持しつつ、敵を殴り、ヘイト値を稼ぎましょう

戦闘に途中参加した場合は、自分のHPや防御力と相談ですが、スチールファルスでダメージを軽減できるようにしてからクリスタルクロッドを使います
やはりですが、即座にヘイト1位になります
敵が複数いる場合、全員からヘイト1位を掠め取るにはシリーズ装備であるカースファングが必要になります。

不安ならば、なるべくバトルを一人でスタートするようにすればヘイト1位を維持しやすいと思います(ただし聖導士来ないとつらいネ!)。

使い方は上記に説明した通りとなりますが、では実際どういう挙動をしているのか、説明します。

まず、護術士が最後の入室者だった場合で、既に戦闘開始から1分ほどが経過し、既にいるメンバーがヘイト値をガリガリ稼いでるとしましょう。

敵の名前 対象 ヘイト値
ペフン 剣術士に対して 526000
聖導士に対して 105000
魔導士に対して 349000
弓術士に対して 84200
護術士に対して 0

当然ですが、最後に入室したばかりの護術士のペフンから向けられるヘイト値は 0 です。

この状態からヘイト1位を取ろうと、ブロンズスパタ→エールデシールド→攻撃を行ったとしても40000ほどのダメージを出す必要があります。ここまでに3手掛かるのでその間にヘイト1位を取るために必要な数値ももちろん伸びます。
さらに、入室して即座に40000ダメージを出せる護術士もそう多くはないと思います。





そこで、この場面で最初にクリスタルクロッドを使うとどうなるのか
クリスタルクロッドの効果は敵単体に敵単体が持っている最高ヘイト値+5000を自分のヘイトに上書きするでしたね。では、使った瞬間のヘイトの変化を見てみると…

敵の名前 対象 ヘイト値
ペフン 剣術士に対して 526000
聖導士に対して 105000
魔導士に対して 249000
弓術士に対して 84200
護術士に対して 531000

こうです。唐突に護術士は531000ものヘイト値を得られます。これがクリスタルクロッドでヘイト1位を掠め取れる理由です。

どう言う事かというと、まず最初の状態で敵単体が持っている最高ヘイト値…、これはその時点でペフンが持っているプレイヤーに対してのヘイト値が1位である剣術士のヘイト値526000を指します。そして、その値の+5000を自分のヘイトに上書きするとなっているので、ペフンが護術士に向けている 0 というヘイト値を

526000 + 5000 = 531000

に上書きするのです。

その為、初手でクリスタルクロッドを使うだけで、護術士のヘイト値を敵が護術士に向けている現在の値とは関係なしにその敵がプレイヤー全体に対して現在持っているヘイト値の最も高い値(ヘイト1位)を+5000したものに書き換えるので、必ず護術士がその瞬間ヘイト1位となり、タゲを奪えるというわけです。強いね!

ただし、使用後ヘイト2位(例の通りなら剣術士)とのヘイト値は5000の差しかないので、そこからヘイト上昇倍率UPバフを維持しつつ敵にダメージを与え、ヘイト値を稼いでいく必要があります。クリスタルクロッドを使用しただけでは1手後か2手後には再びヘイト1位を奪われてしまうでしょう。

クリスタルクロッドはあくまで現在のヘイト1位に追い付くための武器であり、ヘイト1位を維持する為のものではありません。一部の超高火力な人たちの龍人化攻撃に合わせてヘイトの差をリセットするか、バトルに途中参加した際に他のメンバーとのヘイト値を一気に詰める目的で使用するものだと思います。

つまり、クリスタルクロッドやカースファングがあったとしてもそれ以外の武器でヘイト1位を維持させることができなければ、タゲは安定せずにバラけてしまいます。まずは、ブロンズスパタの維持を第一に。その上で剣術士の2割程度の火力が出せるように頑張りましょう!

ブロンズスパタのバフは32秒です。次は6手目ほどまでに使用すれば基本的にバフは切れません。無詠唱武器しかなければ7手目でも間に合いますが、大抵は詠唱があるので6手目までには再使用しましょう。(エールデやエンバーをループに挟む場合はこの限りではありません)



さてさて、今回の話はこの辺になります!
いやぁ、本当にあってるのかは知らないけど、大体あってるはず!
護術士メインじゃないから詳しいことはわっかんないよね!

そんな訳で、また見てくださいね!あでゅー!

最終更新日: 2018/04/16(Mon) 21:33:23